マンションから一戸建てに住み替えましたが、日常の生活が豊かになったように感じます。特に、実感するのは庭の使い方です。我が家では、主人が日曜大工が好きなこともあり、知人の協力もあってマンションではできないようなことを行いました。
最初は、ウッドデッキの製作です。洗濯物を干したり、日向ぼっこをしながらコーヒーを飲んだり、家族でバーベキューをしたりなど、日常の便利さと別荘のような気分を味わいたいということで作りました。業者に依頼することも考えたのですが、知人に器用な方がおられたので主人と一緒に設計してホームセンターで材料を購入しました。木材の選定加工や組み立て中のトラブルなどもありましたが、土日だけの作業で何とか作ることができました。組み立てる時は子供立ちの出番はないのですが、腐食防止の塗料を塗る時には活躍してくれました。小学生でも作業できます。みんなで作り上げたという一体感もあり会話も増えました。風がない時はビーチパラソルで日陰を作って本を読んだり、友人が来た時はお茶会もできます。リビングとは違った雰囲気を楽しんでいます。
さらに、キッチンを広めに作ったこともあり、食事だけでなくクッキーやパンなどを子供と一緒に作る機会も多くなり、休日には主人が参加するようになりました。ワイワイしながら作りますので失敗もありますが出来栄えが少々悪くてもおいしく食べることができます。
子供部屋も小学校高学年になると一人になりたいことも多くなります。自分の好みの部屋にしたいという希望も出てきます。例えば壁紙の色を変えたいという時には好きな色に塗り替えたりしています。マンションでは2人の子供が同じ部屋でしたが、個室になりそれぞれの個性が出てきても対応できるようになりました。
隣家と壁を共有していないのですが意外と隣家の話声は聞こえてきます。逆に我が家の声も聞こえているはずですがトイレの水の流れる音は聞こえません。こんな生活騒音や子供の足音もマンション時代には気になることがありましたが今は気になりません。毎日のことなので些細なことですが一戸建てに住み替えて自分達のペースで生活ができるようになり、なんとなく生活が豊かになったと思っています。