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2016.10.07

一瞬で事故車になった。

300km離れたところに住む祖母のもとへ久しぶりに遊びに行くことになりました。

1ヶ月前くらいから約束をし、私も祖母もずっと楽しみにしていました。

当日は朝早く起きて支度をし、7時過ぎには家を出てまずは最寄りの高速のインターへ向かいました。
しかし、そこに向かう途中に事故は起こった。 
信号待ちで何台か並んでいるところに並び停車したとたんガタンと強い揺れを感じました。
はじめは何が起きたか状況がつかめませんでしたが、バックミラー越しに見える普通では考えられないくらい近くにいる車に驚き、追突されたということがわかりました。
事故だとわかった瞬間、祖母の楽しみにしている笑顔が浮かび本当に申し訳なくなりましたが、動揺を隠してとりあえず祖母に「今日は行けなくなった。」と電話で簡潔に事情を話し、今起きている事故の状況把握を始めました。

うしろの車を運転していたのは女性。その女性がよそ見をして追突したのかと思い、なかなかこちらに謝りに来ないことに怒りすら感じていました。
しかし、実際はそうではありませんでした。

うしろの女性も被害者で、私の2台うしろの大型トラックの玉突き事故だったです。
しばらくそのままでいると、トラックの運転手が降りてきて、「怪我はないですか??」とまず被害にあった人たちを心配して来てくれました。
逃げたりするような、悪い人ではないことがすぐにわかりました。
警察に電話をしていたのですぐには来なかったことも後々わかりました。

警察が来たのは意外と遅かったですが、交差点にいては危ないので何とかギリギリで動かせる車をゆっくり動かし、外に出て、より状況が見えてきました。
私のうしろの車は、真ん中で挟まれ前も後ろもつぶれていました。
誰が見ても立派な事故車となってました。
でも、不幸中の幸いでみんな軽い首のむち打ちで命に別状はなかったようでした。。

私は、はじめての事故ですごい動揺を隠せずあたふたしてしまったが、誰にでも起こりうることなんだと改めて思いしる事故になりました。事故車となった車は縁起が良くないと祖母に援助してもらって買い換えました。その際にお世話になった車屋さんがとても信頼の出来る方で安心してお任せ出来ました。

祖母にはすごい心配をかけてしまったが、後日落ち着いてから改めて会いにいきました。
その時に見た祖母の安堵の涙を今でも忘れられません。
おばあちゃん孝行を出来る限りたくさんしたいと改めて思いました。

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