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2016.11.15

主人の大好きなサクサクのアップルパイ作り



つい最近、仕事を退職して専業主婦となりました。
今まで仕事人間だったので、何をするか迷っていましたが最近、1つ小さな楽しみを見つけることができました。
それは様々な旬の食材が並ぶスーパーに行くことです。
いつも、そんなスーパーの中を歩きながらレシピを考えるのが私の好きな時間となりました。
先日もいつも行くスーパーを歩きながら買い物をしていると、りんごが目に止まりました。
「もうりんごの季節になったんだなぁ。」と思い売り場の近くまでいくと、売っているりんごのそばにレシピが置いてありました。アップルパイのレシピでした。
小さい頃に母と一緒に作ったりしていましたが、就職してからというもの忙しさの中で、手作りをすることから遠ざかってました。
主人はとにかくアップルパイが大好きで、よく休日の昼食はパン屋さんでそれぞれ好きなパンを買って食べるのが私たちの定番の休日の過ごし方になっています。
そんな時、主人は決まって同じパン屋さんのアップルパイを買っていました。
「サクサクとしていて、カスタードとかが入っていない、りんごだけの美味しさが味わえるここのアップルパイが好き。」とそんなことを言っていました。

その言葉が思い出され、思いきって手作りをすることを決めて、りんごとパイシートを購入し帰りました。
平日の昼間、主人がいない間にアップルフィリングを作りました。

タルトやアップルパイには通常、紅玉という種類のりんごを使うことが多いそうです。
しかし今回は秋映という種類のりんごを買いました。
そのまま食べるのが1番と書いてありましたが、甘みと酸味の両方がとても強い濃厚な味わいで、秋映でもとてもおいしくタルトやアップルパイも作れると聞き、甘すぎる物が苦手な主人にピッタリではないかと思い買ってきました。
りんごを切り通常は砂糖を加えて煮ますが、主人ははちみつが大好きなので砂糖の分量は少なくし、その代わりにはちみつを加えて煮詰めました。
そして、主人の帰ってくる時間を確認しアップルパイを作ることとしました。
せっかく作るのであれば、主人の望む「サクサク」を目指したかったからです。
作る時間も計算しパイ皮に切り込みをいれたりしながら、意外と簡単に作ることができ、あと焼くだけとなりました。
それも時間を計算しながら、オーブンに投入。
「これなら、主人の帰る時間にできたてのサクサクのアップルパイができる。」と気分はルンルンでした。

しかしそんな時に主人から電話が・・・
「道がすごく混んでいて、家に着くのが遅れるかも。」と
もうアップルパイはオーブンの中、もうどうすることもできません。
「わかったよ。気をつけてね。」と主人に言いましたが、ここまで順調にきていたサクサクアップルパイ作りは
まさかの形で狂いました。
「ピーピー。」とオーブンの終了の音が鳴りました。
開けてみるとそこには、できたてほやほやのアップルパイが。
しかし主人は帰ってきません。結局、いつもの30分程度遅れての帰宅でした。
その後、夕ご飯を食べ主人の前にアップルパイを出しました。
「えっ!手作りで作ったの?」と驚いてくれた主人。

実はサプライズでサクサクを作ろうと思ったけど、いつもより帰宅が遅れて出来たてを出せなかったと伝えました。
しかし食べてみると、主人は一言「おいしい。」と言い、もう一切れ、もう一切れと食べ進め、結局ほぼ1人で大きなパイシートで作ったアップルパイを平らげました。
私も思わず驚き、「大丈夫?」と主人に声をかけましたが、「思わず食べちゃった。」と言っていました。
あんまり言葉では褒めてくれない主人ですが、これだけの量を一気に食べてくれるなんて気に入ってくれたのかなと思い
嬉しい気持ちになりました。
その後も主人からのアップルパイの依頼は続き、毎週のように作っています。
仕事をしていたら、絶対にできなかったことであり、お菓子つくりという新たな趣味も見つかりました。

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