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2016.11.30
レクサスIS250とクラウンの乗り比べ
今はラインアップから無くなったレクサスIS250とクラウンアスリート2.5との乗り比べをする機会がありました。レクサスが日本に上陸した当初レクサスISにはレクサスIS350(3.5L)とIS250(2.5L)のモデルがありました。今ではレクサスISはIS350(3.5L)、IS300h(2.5L+モーターのハイブリッド)、IS200t(2.0Lターボチャージャー)の3つモデルになりました。
発売当初日本ではIS350はほとんど売れず、IS250がエントリーカーとして売れていました。日本の道路事情では3.5Lエンジンの馬力はその性能を生かすことが出来ず、軽快に吹け上がるV6の2.5Lエンジンを擁するIS250が人気でした。それでも210馬力あったので日本では十分すぎるほどの出力でした。
次にクラウンですが、クラウンにも様々な亜種が出来、どう分類するか迷うところですが、今回はクラウンアスリートシリーズとロイヤルシリーズで考えます。ロイヤルシリーズは乗り心地重視で従来のクラウンのイメージを引き継いだモデルと言えます。ロイヤルシリーズは運転手付の公用車のイメージです。一方アスリートシリーズはクラウンでも自分で運転するユーザーがターゲットだと言えます。足回りを固くして運動性能を高めています。乗っていて楽しいクラウンだと言えます。
しかし、足回りを固めて運動性能を上げたクラウンアスリートですが、レクサスIS250に乗った後だと、足回りがふにゃふにゃに感じます。これは相対的な評価だからですが、レクサスIS250に乗る前と乗った後ではクラウンアスリートの評価ががらりと変わってしまいます。レクサスIS250の足回りはクラウンアスリートの足回りよりも固く、コーナリング時の安定感がかなり違います。好みの問題もありますが、クラウンアスリートもコーナリング時のロールが抑えられてはいますが、レクサスIS250と比較するとコーナリング時のロールが大きく感じます。ロールが少なく安定した姿勢でコーナリングすることを望むなら断然レクサスIS250が上です。ただし、路面の細かい凹凸に対して敏感な方はレクサスIS250の足回りは好まれないかもしれません。
また、内装についてもクラウンアスリートでも十分豪華なのですが、レクサスIS250の作り込みはもう一歩手が込んでいる印象を受けます。もっ